2017年のご挨拶

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2017年のご挨拶

 

2016年は4月より着工した工場床の全面補強工事や、設計室、食堂などの大規模な

 リフォームの中での操業となり、特に8月終盤には工事の都合上機械を倉庫に預ける

 措置を取った為に、ご発注の全てを受注出来ずにお取引先様には他社への発注替えを

 お願いするなど大変なご迷惑をお掛けしました事を再度お詫び申し上げます。

 9月以降はこれまでの分を挽回するために、長時間稼働に直結するツールの補充や、

 エアー不足による機械の稼働停止を回避する為に従来機20馬力コンプレッサーを

 30馬力に刷新、既存機30馬力と合わせて60馬力にパワーアップし、また工場内を

 一定の室温に保つよう空調設備も増設し安定した環境を整える事で、7台の高速機と

 その他全設備が現在もフル稼働しております。

 弊社は高速加工機が持つ本来の能力を最大限に活用する為に、周辺インフラの整備を

 徹底するよう常に心掛けており、V77L 2台とV56 /3台の年間平均稼働率は

 365/,24/Hで約60 (14.4H/)となっておりますが、昨年は工事中に稼働停止した

 機械が数台あった為に目標の70(16.8/H)に達しませんでした。

 数年前と比較しても量産型の納期は飛躍的に短縮されて来ており、それらのニーズに

 お応えするには、強靭な企業体質を持った金型メーカーでなければ今後も生き残って

 いくのは困難だとの認識は益々強くなっております。

 弊社は中国、東南アジアが台頭してきた頃より、現在の様な厳しい時代が必ず来る事を

 想定して、約20年前より試行錯誤を繰り返しながら高速加工技術を構築して来ました。

 少資本の中での挑戦は困難の連続でしたが、どうにか時代に遅れる事なくようやく

 現体制を構築出来たのも束の間でその間テクノロジーは猛スピードで進化し、

 昨今声高に言われる人工知能(AI)3Dプリンター等の時代に突入しました。

 3Dプリンターに付いては試作型の削減等すでに金型業界への影響が出ておりますが

 その観点からも今後金型メーカーの設備投資は

それらに置き換わる新時代に入ると想定され

より高度な人材や設計技術の構築が改めて重要な必須条件となって来ると思います。

 弊社の体質改善「さくっと21」のコンサルタント吉田先生より改善当初に

 「ゆでガエル」になってはいけない、現状に慢心する事なく常に周囲の環境変化に

気を配り、その変化に対応する意識を持つ事が大事だとの指導を受けましたが、

 今その事を再度念頭に置き、これまでの価値観に囚われず、大きな時代の変化に対応して

 行く準備をする事が肝要だと認識しております。

 

株式会社 由良製作所

代表取締役社長 池森 義明

社員一同

 「ゆでガエル」現象とはゆっくりと進行する危機や環境変化に対応する事の大切さ、

難しさを戒める例えで、環境は常に変化しており、その変化を察知して会社を変化させ

なければ取り残されてしまうと言う警句。

 

昨年実施したリフォームの記事を更新いたしましたので是非ご覧ください

 

以下V77L導入時記事です。

 

2014年11月16日

V77L (1号機 / 2号機) 導入のお知らせ

 

この度、2014年8月に1号機を10月に2号機を導入しましたのでご案内申し上げます。

これまで弊社では大物加工に於いて、既設のV77機1台で加工しておりましたが、

近年大物加工の受注が増大する中での短納期対応が難しくなって来ていた事から、

 

牧野フライス社製のGF6,FNC156及び105号機を放出して、そのスペースに新設備を設置致しました。

弊社にとりましては上記3台を放出するのは、主力取引先の加工割合が高い設備だった事も

あり大きな決断を伴いましたが、大物加工のスピード化を一層図る為には大型機の増設が

必要不可欠となっておりました。

テーブルサイズもV77Lは1650×700と既設のV77 (1400×700)よりも更に大きく、

また主軸はスルースピンドルクーラント、エアーブロー(強力形)、ATCマガジン80本仕様と、

特に夜間休日にトラブルなくフル稼働させる為のフルオプション仕様となっており

全てに於いて強力なマシンになっております。

導入後の感想として、2003年に導入したV77機と比較してベットサイズが大きくなった分

余裕を持ってベースをセットする事ができ、またATC80本装備により加工条件によっては

連続50時間以上の長時間運転が可能となりました。

弊社の生産システム (データ一気通貫システム) を最大限活用可能にした凄いマシンだと

感動の連続です。細部に亘り既設機より更に進化の軌跡がうかがえます。

すでに取引先始めたくさんの方々が見学にお見えになっておりますが、皆様が必ず

「うわー、凄く大きい!」「こんな機械見た事がない」「戦艦大和みたいだ!」などと一様に

驚愕されております。その圧倒的な存在感と神々しさは他機が霞む程です。

これで既存機合わせてV77を3台保有する事になりますが、今後もお客様の全てのニーズに

お応え出来る金型メーカーを目指して全力で取り組んで参ります。

 

                                               2015年1月 

                                                                         株式会社 由良製作所

                                     代表取締役社長 池森 義明 

                                                 社員一同

2014年12月11日追記

ゴムタイムス2014年12月1日号に上記に関連した記事が掲載されました。

記事はこちら(別ウィンドウで開きます)

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2014.8.29 V77L1号機搬入

機械が到着しました

弊社社屋と比較すると機械の大きさがイメージしやすいと思います

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位置を整えます

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いよいよ工場へ搬入です

毎回この瞬間は緊張します

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慎重に移動させます

毎回運送業者さんの搬入術には

感心させられます

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圧巻の80本のATCです

金型メーカーでは非常に珍しいとの事です

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これで高速機が7台となりATC総数が295本と

導入前より90本の増設となりました

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セットアップ完了後の1号機です 圧倒的な存在感です

ATC80本の世界への挑戦が始まります!

11/15〜11/22の週間稼働率 87.6%(156時間/178時間)を達成いたしました。